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大腸内視鏡検査の流れ

初診から検査、説明まで

1  初診
大腸内視鏡検査を数多く行っている医療機関での受診をお勧めします。
日本消化器内視鏡学会では、専門医の認定基準として100件以上の臨床例を挙げていますが、年間1000例以上を行っている医師がいれば、完全に信頼してよいでしょう。
大腸内視鏡検査が必要と診察された場合、検査前に服用する腸管洗浄液の飲み方や、事前の食事の制限について説明をします。
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2  検査前日
食事は消化が良く大腸に残らないものを心掛け、朝食、昼食、夕食をきちんと摂ります。夕食は夜9時までに済ませ、その後、処方された下剤を服用します。また、水分(お水、お茶、スポーツドリンク)をなるべく多く摂取してください。
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3  検査当日の朝
検査前処置用下剤
検査の7時間前になったら、胃腸運動を活発にし、吐き気を抑制する薬を服用します。その次に、水に溶かした検査前処置用下剤(1.8ℓ)を1時間~2時間かけて数回に分けてゆっくり飲みます(早朝の場合、検査4時間前からでも可)。腸から吸収されませんので、同量の水を飲むのと比較すると非常に楽に服用できます。服用してから約1時間経過すると、排便が頻回になりますが、2時間ほどすれば落ち着いてきます。

当日は軽い鎮静剤を使用するため、ご自身で車を運転してのご来院は避けてください。
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4  検査の注意点
検査
下剤の効果が落ち着いたら、排便の色などをチェックし、検査が正しく行える状態かを判断します。問題がなければ、検査着に着替えリカバリー室で待機します。

左脇を下側に、ひざを少し曲げた状態でベッドに横になります。緊張を解くため、軽い鎮静剤を使用します。指による触診に続き、肛門から直径約1cmの内視鏡を入れ、5分ほどかけて大腸の一番奥まで挿入します。

引き抜く際には、10分間程かけて腸内をじっくり観察しますが、腸の長さや形状により個人差があるので、多少時間が前後することがあります。仮に、腸の粘膜に異常な発赤や盛り上がりなど、癌を疑う病変やポリープが見つかった場合は、特殊光や色素で精密診断し、必要により内視鏡で組織採取や切除を行います。検査後は、リカバリー室で20~30分程度休みます。

ポリープの組織採取や治療は、検査とは別に行う医療機関もあるので、事前に確認が必要です。また、内視鏡検査中に、その検査画像を医師と一緒に見て説明を受けることができるかどうかは施設により異なります。検査予約時に合わせて確認しましょう。
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5  検査結果のご説明
検査結果のご説明
診察室で、撮影画像を見ながら、検査結果の説明を受けます。
過去の検査も含めて、異常が認められない場合は、次の検査は2、3年後でもよいです。検査後の食事は、「消化のよいものを腹八分目まで」にしましょう。

何らかの異常が見つかった場合には、適切な検査間隔でフォローを受けていくことになります。ポリープを切除した場合には、1週間は消化のよいものを食べ、シャワーであれば翌日から、入浴は翌々日からにします(長湯・半身浴・サウナは1週間禁止です)。飲酒も5日間禁止になります。その他、重いものを持ったり、激しい運動をしたり、飛行機に搭乗することも避ける必要があります。組織を採取した場合には、病理結果の説明を受けるため、10日後くらいに再び受診します。