大腸内視鏡ブログ

2012年1月12日 木曜日

大腸内視鏡検査とは

大腸内視鏡検査(=大腸カメラ)とは一体どんな検査なのでしょうか?
初めて受ける方にとっては分からないことだらけの検査だと思います。


簡潔に説明すると、先端に高性能のカメラが付いた細いチューブを肛門から挿入して、大腸全体と小腸の一部に病変がないかを観察していく検査です。
検査を受けることで大腸癌の早期発見ができるだけでなく良性のうちにポリープを切除し、大腸癌を未然に防ぐことが可能になります。
大腸の病気というのは粘膜面(内側の表面)にできるので、内視鏡検査が非常に有効なのです。
(参照)大腸ポリープの内視鏡切除


以前は大腸の検査といえば、バリウム検査(肛門からバリウムを注入してレントゲン写真を撮る方法)が一般的でした。
ところが、無痛の大腸内視鏡検査法が登場してからは、大腸の検査として第一選択は、内視鏡検査というのが新?常識的になりました。
内視鏡検査が有利な理由としては、最近の研究で“平坦な癌”が意外に多いということが分かったことが挙げられています。
この“平坦な癌”は便潜血検査でも陰性のことが多く、バリウム検査でも描出されません。
(もとより、影絵で判断するバリウム検査では小さな病巣や平坦な病変の発見は難しいのです)
(参照)内視鏡検査とバリウム検査の比較


大腸内視鏡検査では“じかに大腸の粘膜を見ることができる”ということから微細な病変も発見することができます。
同時に組織採取もできることで、確実な判断をすることができる高精度の検査となっている訳です。
また、病変があった場合はその場での治療も可能です。


食生活の欧米化に伴い、増え続けている大腸の病気。
それに伴い、需要や注目度がますます上がっていくだろう大腸内視鏡検査。
私自身、クリニックで働いていてその必要性を常日頃感じています。
定期的に検査を受け早期の段階で病気を発見治療していくことが何より大切なことですね。




投稿者 医療法人社団LYCららぽーと横浜クリニック