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他の大腸検査法との違い

大腸の精密検査法の比較

大腸内視鏡検査

大腸の精密検査法には、大腸内視鏡検査とバリウム検査があります。
従来の大腸内視鏡検査は非常に痛くて苦しい検査で、専門性が必要であったため、レントゲン技師だけでも容易に行えるバリウム検査が大腸検査の主役でした。

しかし現在では、「無痛の大腸内視鏡検査法」が目覚ましい進歩を遂げたため、大腸の精密検査は内視鏡が主役となりました。大腸内視鏡を専門とする医師のいる病院では、バリウム検査はほぼ行われません。

バリウムメリット
 
チェック ほとんどの病院で受けることができる。
チェック レントゲン技師が行えるので、数多くの患者さんに検査を行える。
チェック 低コストで行える。










 
 
バリウムデメリット

チェック 比較的精度が低く、小さな病気や細かな症状は診断できない。
チェック 放射線被曝があるため、若い女性には向かない。
チェック 検査中に体をいろいろな向きに動かす必要があるので、高齢者には負担。
チェック 空気を多量に腸の中に送り込むので、検査中にお腹が張って苦しい。
チェック バリウムを使うため、検査後の排便が大変。
チェック 例えるなら「影絵」で診断するため、便と大腸ポリープとの見分けがつきにくく、結局大腸内視鏡検査が必要となることも。
チェック 大腸ポリープが見つかったら、結局は大腸内視鏡検査が必要となる。

 



大腸内視鏡メリット

チェック 大腸を直接観察するので精度が比較的高い。
チェック 大腸ポリープがあったらその場で切除できる。
チェック 放射線被曝がない。
チェック 体を動かすことなく、寝ているだけで終わるのでバリウム検査より楽。
チェック バリウムを使用しないので、検査後の排便も楽。
 
 
デメリット

チェック 限られた医師のみが行える検査であり、全ての病院で受けられるわけではない。
チェック 高度な技術を要する検査なので、上手な医師でないと非常に痛くて苦しい検査になる。




 

この2つの検査を比べると、大腸内視鏡検査の方が非常に有利であることが分かると思います。
しかし、「無痛の大腸内視鏡検査」は習得するのが難しいため、楽で安全な検査を上手に行える医師はまだまだ不足しています。
内視鏡を行える医師の数が大腸の精密検査の需要に追いついていない地域では、バリウム検査で代用せざるを得ない状況でもあります。

その他の大腸癌検査法

一般的な会社の健康診断で行われているのは便潜血検査です。しかし便潜血検査は精度に問題があります。これまで大腸癌があってもその約3割が見逃されていました。採血による腫瘍マーカー検査もまた、大腸癌が相当進行しないと異常値として検出されないため、癌の予防・早期発見の手段としては不適当です。
また、陽電子を用いたPET検査は、患者さんにとって楽な一方、精度があまり高くなく、早期の病変も見つけられません。

-自信を持ってお勧めできる、最善の検査法-

大腸内視鏡検査は「直に大腸の粘膜を見る」方法なので、微細な病変も見逃さず、同時に組織採取もできるため、確実な診断が可能です。また、病変があればその場で大腸ポリープや癌の切除が可能です。