大腸内視鏡ブログ

2012年5月 5日 土曜日

ららぽーと横浜クリニックの舞台裏その2:『黄色の腕章が目印!CAPとは?』

今回は診療補助部門からの投稿です。

(以下、始まり)

今回はららぽーと横浜クリニックの知られざる舞台裏を少しだけご紹介したいと思います!
皆さんは当院にいらした際、黄色い腕章を付けたスタッフを見たことがありますか?(よく第一診察室に入ると院長の後ろで診察の補助をしています!)
初めて見た方は“何故一人だけ黄色い腕章を付けているのだろう?”と不思議に思ったかも知れません。このポジションのスタッフのことを当院では“キャプテン”と呼んでいます。

当院では胃腸科・肛門科・内科・アレルギー科・皮膚科の5つから成る一般外来診療を行っており、このことだけでも多くの患者カテゴリーがあります。さらに!この一般外来診療は、内視鏡検査や日帰り手術と並行して行われているため、非常に多くの種類の患者カテゴリーが発生している時間帯が少なからずあるのです。その時間帯には、内視鏡検査を予約して来院された方・一般外来を予約して来院された方・予約していない方・予約されていないものの優先的な診察が必要な病状の方・・・など、様々な方が待合室に同居しているわけですから、必ずしも来院された順番通りに診察を進めていけば良いという訳ではありません。

“クリニックの状況に応じて診察と検査が円滑に行えるようにすること”・・・これが非常に重要なポイントとなります。そんな大切な役割を担うのが“キャプテン”という役職なのです。
具体的には、キャプテンは患者さんを診察室へお呼びするだけでなく、院長からスタッフへの伝達事項を行ったり、何を優先すべきか自分で考えて周りのスタッフへ伝えたりなどの役割を果たしています。いわば“パイプ”のような役割です。

いかがですか?
診察室に入る度に黄色い腕章を見て不思議に思われていた方にとっては“なるほど”と謎が解けたような感じになったのではないでしょうか?普段は決して見えることのない当院の舞台裏をほんの一部ですが今回ご紹介させていただきました。来院された際は是非チェックしてみてくださいね。

(以上、終了)

「キャプテン」というポジションは当院に2011年春から導入されたポジジョンで、アメフトで言えばQB(クウォーターバック)のようなポジションです。アメフトの試合でQBがプレイごとにボールを振り分けるように、当院のキャプテンは、受付された患者さんに関して発生した仕事を、多くの部門へ発注します。具体的には受付事務・会計事務・診療補助・看護師に「レントゲン撮影の介助」「肛門診察の介助」「内視鏡検査前の手順説明」「肛門科の日帰り手術後の生活注意の説明」など、多くの種類の仕事をフィードする、いわばクリニック業務の「中枢」なのです。キャプテンの指令によって、院長があちこちに走り回ることもごく普通にあるのです。
今では、キャプテンの仕事ぶりいかんによって、その日のオペレーションの成否が決まるといってよいでしょう。

投稿者 医療法人社団LYCららぽーと横浜クリニック | 記事URL

2012年5月 5日 土曜日

ららぽーと横浜クリニックの舞台裏その1:待合室編

今回は当院の看護師長の投稿です、当院の待合室について話していただきます。

(以下、始まり)

患者さんが初めて来院されたときに、真っ先に目に入るのが待合室です。
一般的に病院の待合室としてイメージされるのは・・・・・?
無機質な白い壁、たくさんの人が座れるグレーの長椅子(ビニール製)、機能的だが飾り気のない内装・・・・・・多くの人が想像するのはこんな感じでしょうか?

しかし、実際にららぽーと横浜クリニックに来院された患者さんが受けた印象は
1、天井が高い!
2、明るい!
3、ゆったりと座れる椅子がある!
4、受付カウンターが広い!    
5、コンシェルジュがいる!

etc
・・・少し、一般的なクリニックとはイメージが異なるのではないでしょうか。
クリニック開業時、院長は考えたそうです。
「病院とかクリニックとは考えられないような空間を作ろう」
「従来の病院を超えたレベルのサービスの象徴のような待合室にしよう」
デザイナーと相談しながら作っていった結果、現在の「豪華で疲れすぎない、端正なホテルフロントのような(院長談)」待合室になったそうな。

なぜ、ここまで待合室の内装にこだわったのでしょうか?
それは、健康に不安を抱きながら来院する患者さんに対して、ますます不安を抱かせるようなクリニックではなく、いい意味でクリニックに来ていることを忘れるような、そんなクリニックにしたいという意図があったそうです。そういったことが、クリニックの内装やスタッフの配置や医療業務の順序にまで生かされているのです。

開院から5年を経た今、開院当初より患者数が増え、「待合室が狭い」「受付システムが分かりにくい」というご意見も伺います。
「待合室が狭い」というご意見については、現在は予約診療枠の設定で対応しております。
当院はららぽーとの一店舗としてはかなり広い区画を確保して開院したのですが、当初の予想を大幅に超える多くの患者さんが来院されることとなり、確かに手狭になってきたのも事実です。そこで、診療予約をお取りすることによって、待ち時間の短縮化、待合室での待機患者数の調整を図り、待合室に患者があふれるような事態になりにくくしています。
また、「受付システムが分かりにくい」ことについては、ほぼ毎日、待合室に「メディカルコンシェルジュ」を配置することにより、受付業務のスムーズ化、クリニック内の案内、診療案内をよりスムーズに進めていけるよう配慮しております。

どうでしょうか?院長の意図は汲み取っていただけましたでしょうか??
ご意見をいただいたその都度、皆様に納得していただけるような改善・対応をしてきました。
今後もいただいたご意見を真摯に受け止め、対応し改善に努めてまいります。

(以上、終了)

投稿者 医療法人社団LYCららぽーと横浜クリニック | 記事URL