大腸内視鏡ブログ

2012年1月28日 土曜日

大腸内視鏡検査の実際の手順について

大腸内視鏡検査の実際の手順はどんなものなのかご存知ですか?
今回は当院で行っている大腸内視鏡検査の準備の様子、またどんな風にして検査や診療が進んでいくのかをご紹介していきたいと思います。

まず、大腸内視鏡検査の予約。
これは、一度受診されるか、またはインターネットやお電話で予約が可能です。
(参照)ららぽーと横浜クリニックの内視鏡検査予約ページ
(電話番号)045-929-5082(14時以降なら直接予約が取れます)


そして検査当日です。

①受付&最終便確認
受付で事前にお渡ししておいた検査の同意書などをお預かりいたします(電話やインターネットからのお申し込みの場合は、当日ご記入していただきます)。
検査当日は検査用の洗浄液(下剤)を飲んでから来院していただきますので、洗浄液(下剤)でお腹の中がきれいになっているのかを院内のトイレで最終の便の確認をさせていただきます
もしお腹の中に便が残ってきれいになっていない状態で検査を開始しますと、検査中お腹が張ってしまったり、検査時間が必要以上にかかってしまったり、検査の死角ができたりと、患者さんのデメリットが大きくなってしまうため、検査を担当する医師と相談し追加の処置(主に浣腸)や追加の洗浄液を飲んでいただく場合があります。
*「トイレで便をみせるなんて」「ちょっと恥ずかしかったです」と患者様からご意見をいただくことがありますが、正確な検査を行う為のとても大事なことですので、躊躇なさらずお見せ下さいね。

②準備室で最終準備

次に検査の準備室(=検査後の回復室でもあります)へご案内いたします(移動式のベッドがあり、各部屋はカーテンで仕切られています)。この検査準備室で、看護師が問診をさせていただきます。大腸内視鏡検査をお受けになるきっかけとなった症状・これまでの病歴・現在治療中の病気・薬に対するアレルギーなどを中心に問診致します。
また、大腸内視鏡はおしりから内視鏡が入っていきますので、あらかじめ専用の検査着と検査用パンツ(おしり側に切り込みが入った、ハーフパンツ程の長さのもの)に着替えをしていただきます。検査を担当する医師と相談をし、あらかじめ点滴をすることもあります。
*点滴をするのはなぜ?
大腸カメラの検査前は下剤をたくさん飲んできていただいてます。便と一緒に腸液や体内の水分が出てしまっておりこの状態で鎮静剤を使用すると検査後に副作用が出やすくなったり、眠気が強くなったりすることがあります。そこで、検査前より点滴をして脱水を予防して体への負担を軽減するのです。

③いざ内視鏡室で検査
内視鏡室にはベッドに乗ったまま移動します。内視鏡室では、検査を担当する医師と看護師から検査前の最終チェックとしてお名前や検査内容を確認させていただきます。
内視鏡検査開始前に鎮静剤の注射を軽度使用して検査を開始します。
検査時間は患者様の大腸の位置や形・長さなどによって多少前後しますが15~20分程度で、検査後はベッドごと回復室へ移動して鎮静剤の効果が落ち着くまで休んでいただきます。

④最後は医師の診察
検査終了後に今回の検査の結果として「検査報告書」をお渡ししています。
これは実際に大腸内視鏡で撮影した大腸の中の写真と医師からのコメントを記載したもので、今後の健康管理にお役立ていただけるよう皆様にお渡しさせていただいております。
最後に医師からの検査所見・今後の方針等についての説明があり、大腸ポリープの切除などが行われた場合は今後の生活の注意事項をお話させていただきます。
そして会計終了後に帰宅となります。来院からご帰宅までの所要時間は1時間30分から2時間程度となります。




内視鏡検査の患者さんのための特別待合室もあります


大腸内視鏡検査は、事前の食事制限や下剤の内服など患者さんにいろいろお願いすることがたくさんあります。実際の検査時間よりも事前の準備の方が大変ですが、患者さんのご協力があっての大腸検査です。苦痛のない痛くない検査をめざして頑張りますので、どうぞ安心していらしていただければと思います。
(参照)ららぽーと横浜クリニックの大腸内視鏡検査



投稿者 医療法人社団LYCららぽーと横浜クリニック